これじゃ、 私何も変われてないよ。 あの時からずっと。 その時、 私の肩を 触れる感触がした。 私は驚き 目を開いた。 そこには 小さな光が見えた。 本当に小さな小さな光が。 私はこの世界にきて 初めて光を見て、 少しだけ嬉しくなった。 その光は 少しづつ広がっていき、 私を包み込んだ。 いつの間にか景色は 昔の記憶の中の 一場面へと変化していた。 ここはお城の中の 私の部屋の近くの場所。