その暗い暗い世界の中で 私は一人、 小さくうずくまっていた。 何をするか、 なんてことはない。 ここには何もないんだ。 物も音も風も、 感情も人も。 だから私は 小さくうずくまっていた。 また誰かが 助けてくれるのを 待っていたのかもしれない。 私はいつだって そうだった。 人に頼ってばかりで、 自分では 何も出来ていない。 そんな私だったから、 私の周りの人は いなくなっていって、 私はひとりになったんだ。