白衣の王子様






「春依ちゃんを独り占めする男は僕だけで十分。触れていいのも……僕だけ」




―チュッ



「ひゃあっ」




耳たぶに落とされたキス。



も、もう……。
優さんの馬鹿っ!!



こんな子悪魔みたいな事、気安くしないでくださいよ。





「ってわけで、あの子とあんま関わっちゃダメだからね。わかったかな?」




場の雰囲気に流されてつい「あ、はい」と返答してしまった。