白衣の王子様





帰り際、沢渡くんは私の右手を握って。




―チュッ



手の甲にキスをした。




「っ!!」


「これからよろしくな。お隣さん」



パチン、と。


あまり上手くないウィンクをして、帰っていった。




それと同時に優さんは無言で私の手を引いて家の中へ。



リビングのカーペットが引いてある床に何故か正座で座らされ、優さんは向かい側に座った。





「……誰?さっきの男の子」



あぁ、これから尋問タイムが始まるみたい。