そ~んな事を考えてるうちに優さんはディスクをデッキにセットした。 DVDの再生が始まった、丁度その時。 ―ピンポーン 絶妙なタイミングでチャイムが鳴った。 「誰……」 やや不機嫌になりながら、優さんはリモコンで再生をストップした。 「あ、私が出ますね」 リビングを出て玄関へと走った。 ドアを開くとそこに立っていた人物は……。