ある日の休日の事。





「春依ちゃーん、DVD観ようよ」



先生……いや、優さんと休日を過ごす事にも慣れた。



毎日毎日一緒にいるうちに、この人に対する苦手意識は徐々に薄まりつつあった。






「何のDVDですか?」


「怖いの。ホラーだよ」


「えっ!!私、ホラーはちょっと……」


「僕は怖いの好きだから。早く観ようよ」



優さんってホラー好きなんだぁ。

苦手そうなイメージがあるから意外だな。