白衣の王子様





「幸い、春依ちゃんの顔は写ってないし……この写真ネットにアップしちゃおうか。そしたらキミの人生は破滅だね」




ゾクゾクと全身に寒気が。
あなたって教師ですよね?
そのわりにはやる事が恐ろしいですよ?





「クソっ!!卑怯な奴め!!」



捨て台詞を残して、彼は逃げて行った。






「大丈夫?」


「あ、はい……。あの、どうしてここに……」


「春依ちゃんを守るのは僕の役目なので。影ながら見守ってました」




影ながら……。
って、それってストーカーなんじゃ……?




「と、とにかく助かりました。本当にありがとうございます……」



やや引きながらも、一応頭を下げた。