白衣の王子様








制服に着替えてリビングに行くと、先生は鼻歌を口ずさみながら朝ご飯の用意をしてた。


料理できるんだ……。






「あ、春依ちゃん。朝ご飯、何がいいか聞くの忘れちゃったから、とりあえずいろいろ作ったよ」


「は、はい……」





ワイシャツにネクタイで台所に立つ姿は、若干違和感があった。


が、なかなか様になってた。





「あの、お母さんは……」


「もう行ったみたいだね。テーブルに書置きがあるよ」




そう言われてテーブルの上を見ると1枚のメモが。






そこには「優くんと仲良くね♪」と書いてあった。