かと思えば、今度は「馬鹿っ!」と大きな声で言われた。
驚いて、何も言えずにただ優さんを見つめた。
「春依ちゃんの学費くらいは僕がどうにかするから!中退して働くなんて無謀な事は考えないでいいよ。学校を辞めるの、嫌でしょ?」
「でも……」
「でも、じゃない!こういう時くらいは、遠慮なく人を頼ってもいいんじゃないの?」
優さんはそう言ってくれてるけど、私はどうも納得がいかない。
気持ちは嬉しいけれど、こういう時に人を頼りにするのは、自分勝手で都合良過ぎる気がしてならない。
「1人で生きていこうなんて、考える必要ない。無理して強がる必要なんて、微塵もないんだよ」
……何で?
どうして、この人は……。
「優さんは、どうして私にここまでしてくれるんですか?私達は親戚でもなんでもないのに……」
いつの間にか朝ごはんを完食した優さんは立ち上がって、「うーん」と考える仕草を見せた後、こう言った。


