白衣の王子様




町田先生は男女問わず人気があり、とても親しまれている。

教師としても優秀。


だけど僕はこの人の事がちょっと苦手だったりする。



僕が春依ちゃんと話してる時に、町田先生が乱入してくる事は多々ある。

それが故意的なのか、偶然なのかは定かじゃない。


でも僕は、故意的ではないかと思っている。



「とにかく、僕はもう帰りますから。食事には他の人を誘ってください」


「……」


「あなたなら、僕じゃなくても、相手は他にいくらでもいるでしょう?」


「っ……」



町田先生の表情に、怒りの色が見て取れた。

冷たい言い方かもしれないが、これは間違った言葉ではない。