白衣の王子様





優しい笑顔に、優しい口調。


本当に……優しいなぁ。




「ありがとう」


こんな素敵な友達持って、本当に私って幸せ。




「春依ちゃん!おはよう」


「あ、琉璃香ちゃん。おはよう」



琉璃香ちゃんが登校してきて、爽くんは小さく私に手を振って友達の輪の中に入っていった。


私はふと、小さな異変に気付いた。

目の前の琉璃香ちゃんは少し頬を赤らめて、モジモジしてる。




「どうかしたの……?」


「あ、あのね、大きな声じゃ言えない話なんだけどさ……」


「う、うん」



ソワソワしながら、琉璃香ちゃんは顔を近づけてきて。