「えぇっ!!!沢渡くんから告白された!!??」
放課後、以前私が短期でバイトしていたカフェに寄って、注文したパンケーキを食べながら、私は爽くんに付きっきりで看病されたり、告白された事を話した。
結局学校では、話し損ねてしまったから。
話を聞いた琉璃香ちゃんは心底驚いたようで、かなりの大声で叫んでいた。
「琉璃香ちゃんっ、声が大きいよ!」
「あ、ごめん。てゆーか、神崎先生と同居してる事、よくバレなかったね」
「うん。何とか隠し通せたよ……」
琉璃香ちゃんはパンケーキを頬張りながら「そっかそっか~」と独り言のように呟いた後、少し身を乗り出して。
「で、付き合うの?」
かなり興奮しながら聞いてきた。