「おはよっ!もう復帰したんだ。俺の看病のおかげだな」
「っ」
何事もなかったかのように、私にちょっかい出す、問題の人物……爽くん。
「えぇっ!!看病って、春依ちゃん、沢渡くんに付きっきりで看病してもらったの!?」
琉璃香ちゃんはニヤニヤしながら、私の肩を掴んで体を左右に揺すった。
えーっと、どういう順番で話せばいいんだ?
若干こんがらがっているところで、タイミング良くチャイムが鳴った。
「春っち、しんどくなったら、すぐ俺に言ってな」
自分の席に座った彼は少し身を乗り出して、私の耳元でそう言った。


