白衣の王子様





「爽って、呼んで?」


甘く、ねだるような言い方。



落ち着かないシチュエーションに緊張やらドキドキやらで軽く頭はパニック。



「っ……爽、くんっ」


下の名前で呼ぶの、なんか照れるっ!

慣れないせいかな。



「春っち……」


彼は満足そうに微笑んだ後、こつんと額を私の額にくっつけてきた。



お互いの顔の距離、約3センチくらい?

あまりに近すぎてつい呼吸を止めてしまった。




「……好き」


え……?