白衣の王子様






優さんは眉を寄せ、怒った顔をしてる。


おまけに声のトーンも低い。




「私が早退したって聞いて、来てくれたの……」



そんな話をしてるうちに階段を上がってくる足音が。






「わわっ!沢渡くんが来ちゃった!」



私は慌ててベットに入った。



そして優さんは、布団をかぶせて隠した。




「いいですか?絶対に大人しくしててくださいね?」


「むぅ」


「いじけないでくださいよ……」




部屋のドアが開いた。