白衣の王子様





麻美先生、私達の関係に気づいてるわけじゃないよね?




「でも、保健室、留守にしたら」


「平気平気」



ヘラヘラと笑い、優さんは私の体を起こして、ベットから降ろした。


そして私の前に背中を向けてしゃがんだ。




「何してるの?早く乗って」


「乗るって……」


「しんどくて歩けないでしょ?家までおんぶしてあげる」



えぇっ!
それは絶対に無理!




「嫌ですよ!!そんな恥ずかしい事っ……」


「ちっとも恥ずかしい事じゃないの!!熱が出たら、素直に甘える!!これ、常識でしょ?いっぱい僕に甘えなさい」



何?
その都合のいい言い分は。