どうやら間一髪の所で優さんが受け止めてくれたらしい。 「すごい!神崎先生、ナイスタイミング!」 琉璃香ちゃんは関心しながらガッツポーズした。 「あ、せっかくだからそのまま春依ちゃんを保健室まで連れて行ってあげてください。熱っぽくて」 ちょっと! 琉璃香ちゃん、何言ってるの!? 「確かに体が熱いね。了解!春依ちゃんの事は任せて」 そう言って優さんは私を抱きかかえたまま、走りだした。 みんな物珍しげにジロジロ見てくるものだから、保健室に到着するまで生きた心地がしなかった。