「そーいや、あんたが神崎先生と同居してる事、沢渡くんはまだ知らないの?」 「うん。幸いな事いバレてないの」 沢渡くん、保健室に行く事もないみたいだし。 バレないように私も気を付けてるし。 「でもさ、もしバレたら……修羅場になりそうだね」 「もうっ!!恐ろしい事言わないでよ!!」 ……そう。 琉璃香ちゃんの言う事は正しい。 修羅場にでも発展したらどうしよう、と。 実は常に気が気ではないのです……。