白衣の王子様










「はい、ストップー!!」


……え??



急に聞き覚えのある声がしたと思ったら、私と浦川さんは引き離された。


離されて内心ホッとした。





「優、さん……」


私達の間に割って入ってきたのは、優さんだった。





「お客さんが来たのに、ナンパしてて気づかないの?仮にも仕事中なんだから、真面目にやりな」


「……すみません」



優さんはあからさまに不機嫌そうな表情で浦川さんを見た。


そして浦川さんも睨むように優さんを見ていた。



何?
このバチバチした空気は。