白衣の王子様







目を開くと、そこには意地悪そうに笑う優さんがいた。




「今回はこの程度で済ませてあげる。春依ちゃんの初心な反応が見れて楽しかったし」


「酷いっ。からかわないでくださいよっ!!」



ま、頬で済んだだけでもいいと思わないと。






「でも春依ちゃん、まんざらでもない反応だったけど?」


「へっ!!??」


ドキドキしちゃったのは、事実だけど……。




優さんはクスッと笑い、私の唇を人差し指でなぞった。




「いつかもらうね。ファーストキス」


「~っ」



今はキスとか、全然考えられないけど。


いつか私にもくるのかな?
ファーストキスをする日が……。