「“お昼休み、会いに行くね”って言われたんじゃないの?」 …あ!そういえばそうだった!! 「ところで俺はどこに座ればいい?」 「…え?」 「お昼一緒に食べようと思って」 そう言って、お弁当の入った袋を顔の横に持ち上げた。 「え、っと、イスあたしの座ってください」 東雲くんに自分のイスを渡し、近くにあった他の人のイスを借りた。