いつもは弱気に揺れてるなーと感じていたおさげはサラサラと風になびいて。 メガネのフレームがないから、結構周りがよく見える。 …コンタクトはごろごろしてるけど。 目元を手でゴシゴシ擦りながら校門を抜け校舎に入り教室に向かう。 …な、なんかあたし身体中に視線を感じる気がする。 やっぱり似合ってないのかな…? お姉ちゃんは 『大丈夫大丈夫! それで5人でも6人でも男引っかけて来い!!』 なんて言ってたけど…。