キミだから・・・






~更衣室~

「......絶対やだ...こんな似合ってないのに...大地の前に出れるわけないじゃん!」



「なーにいってんの!この私がキュン死したくらいよ?すっごくかわいいからさっ 2人待ってるよ?早く行こっ」



有紗に半ば無理矢理更衣室の外に押し出された。



大地と如月くんはすごい待ちくたびれた顔をしながら砂浜に座っていた。



「2人ともーっ 遅くなってごめんね?」



有紗が笑いながら謝る。



「女子の着替えってなんでこんなに
遅いんだ?」



大地が呆れた声で言う。



「女子にはいろいろあるのよ!
ねっ 日愛?? ......って、そんなこと
でなにやってんの?」



有紗が言うのも無理ない。



私は5mくらい離れた岩の後ろに隠れているから......



「ちょっと、大地くん?
日愛、連れてきてくれない?水着が
似合わないとかいって隠れてるからさ......」



「あぁ」



大地はそう言って私のところへずんずんと歩いきた。