体育祭から1週間



いよいよ私の楽しみにしていた夏休みがきました!



今日は有紗と買い物に行く予定なのですが、時間を間違えて大遅刻したのです。



「ごめん、遅れて.....待った?」



「もうっ......待った?じゃないわよっ
30分遅刻とかありえないから!
私に以外にはやっちゃダメだよ?
特に大地くんには」



「ありがとっ 有紗!...んで、今日はなに買うの?買いたい物があるっていったの有紗でしょ?」



「なに言ってるの?日愛も買うんだよ?」



「私も!?なに買うのっ」



「水着に決まってるじゃないっ
夏休み直前に、私と空と日愛と大地くんで明日海行こうって決めたじゃないっほんっと日愛は人の話聞いてないんだから...」



海?そんなことあったような、なかったような......



有紗はそんな私を見て、



「まぁ、あとは大地くんにたっぷりお説教してもらうから......とりあえず行こっ?」



「あっ 待ってよ!」



先に歩いて行ってしまった有紗を私は走って追いかけた。