「何なのよ!朝はあたしも忙しいのよ」


部屋を覗くとベットの中!



「起きなさいよ!」


「ちょいちょい」


手招きをする。


そしてあたしを抱きしめ
キスをした。


「何なのよ!朝から・・・」


「今日は結婚記念日だろ」


「あ・・・」


「あ・・・って忘れてたのかよ!」


忘れてたけど
忘れてたなんて言いたくなかった。


「お・覚えてたわよ!忘れるわけないじゃない」


「ハハハ嘘だな
別にいいし・・・
そんなもんだよな15年も過ぎると
あ~あ・・・」


いじけてる一樹。


「き・今日はお祝いしようかね」


「ごまかすな!
押し倒すぞ!」


・・・と何年たってもラブラブのあたしたち。