「すまっハハッ すまんすまんハハッ 」
私と遼は全力で睨む。
「いやー、考えなくてもわかるだろ?
この子は優秀だ。
その能力を最大に
私達の財閥に生かしてもらいたくてね」
『何を勝手な……!!』
「勝手?どこがだい?」
『貴方たちは美雪を捨てた…!!!!
瞳の色が特殊だった。
ただそれだけの理由で。
それなのに…
捨てたのに今度は利用するために
取り戻すなんておかしいわ!!!』
涙が溢れそうになる。
「お嬢さん、
他人が口出しする問題じゃないよ?
これは家族の問題だ。」
『そうだけど…』
「それに、
この子は私がお腹を痛めて産んだ子よ?
私がどう利用しようと勝手じゃない。
…所詮
子供は大人の道具なんだから。」
今まで口を開かなかった母親が言う。
あぁ…そうか。
美雪のお母さんは親に道具として
扱われてきたのね…
私は母親に歩み寄る。
遼「美夏ちゃん…?!」

