遼「美夏ちゃん…」
と、遼がそっと手を握ってくれる。
普段の私なら
今乱闘中!場所をわきまえて!
なんて言うのだろうけど…
今はこれが嬉しかったんだ。
少しだけど
落ち着くことができた。
さぁ、
今度は私が美雪を安心させる番だ。
待っててね、美雪。
『game sta / 「俺らも参戦だぁぁぁ!!」
っ?!?!』
ねぇ、今私のセリフ邪魔したよね?
『うっせーぞ!!!!!!雅楼!!!!!!』
ありったけの殺気をだした。
バタッ…バタッ…
と、次々と倒れてゆく。
美雪の周りにいた鉄パイプ男たちも
拳銃女たちも、全員倒れた。
残ったのは、
私、遼、その他雅楼の幹部、
誘拐した奴等、美雪の両親だけだった。
流石、と言っていいものか。
あれほどのさっきで
美雪の両親が倒れないとは…。
あ、雅楼はもともと
幹部しか来てないからね!

