裸足のプリンセス





出会った頃とは

まるで違う遼のオーラ。



私も集中しなきゃ。



私と遼の落ち着いている、

けど、圧迫されるような空気に

ビクつく運転手。



まぁ、無理もない。



…運転手さん、ごめんね。





それから私たちは気配を押し殺して

倉庫の前に立つ。



雅楼のみんなを

待っている時間なんてない。




この先に、

美雪が待ってるんだ。



私は拳を強く握る。



『遼…行くよ!』


遼「あぁ…!!」



ガンッッ


2人でシャッターを蹴っ飛ばす。



「「誰だ?!?!」」


『凛蝶』 遼「凛雅」




強気で言っているつもりだが、

やっぱり今まで無かった事だし、

親友の緊急事態だ。



手が震えてしまう。



私は声や空気に似合わず、

美雪を探すためキョロキョロしてしまう