裸足のプリンセス




プルルルル…ガチャッ


早っ!!



遼「もしもし?」


《も!ちょ、邪魔しないでよ!

もしも、あーもう!!うっさい!》




うーわ、電話越しでも伝わる

くだらない殺気…。



『遼、貸して?』


遼「ん?あぁ」


そう言って携帯を渡してくれる。


電話の向こうからは

《え、りょーくん女の子といるの?!

え、ちょ、あ!取らないでっ… / もっ

しもーし!遼の彼女ー?》


うわ、チャラ!

ってか声変わった?!?!



なんなのこれー!!!


じゃなくて!



『もしもし?雅楼の皆さん?

私、凛蝶です。』



騒がしかった向こう側が静かになった。





……と思いきや


《えぇぇぇぇぇぇぇぇ?!?!》

『っち、うるせぇーよ!!!』



あら♡

お言葉が悪くなってしまいましわ♡


なっちゃってね♪

きもいわ…



『単刀直入に言う。

冷蝶が攫われた。


救出に協力してもらいたい。』




《…わかった。すぐ行く。》


また声が変わった。



《場所は?》


『第3区、●×倉庫。』



プチッ プーップーップーッ…


あ、切れた。




『なんだか…

騒がしい人たちだね…』



と、言いながら携帯を返す。



遼「ん?まーな

さんきゅ」




「そろそろ着きます。」



遼「ここまででいい。」



「かしこまりました。」