裸足のプリンセス




美雪「私…理人って

無口な人だと思ってた…」


突然そんなことを言い出す彼女。

でも、そう思うことは不思議じゃない。



『まぁ、基本僕は喋らないからね

心を許した人と1対1になると

普通に喋る感じかな』


向かい側の席に座りながら言う。


なんか自分でいいながら
少し恥ずかしくなってきた。


彼女は目を見開く。


きっと驚いているところは

「心を許した」の部分かな?


『美雪は信じてもいいって
自然と心を開けたんだ。』

一応言っておく。


美雪「そう…ですか…」


何故か頬を紅く染める彼女。

照れている様なよう
嬉しいような…

そんな表情をしてる。



しばらくの沈黙のあと、

美雪「綺麗…」

と、手を伸ばしながら呟いていた。


目のことかな?

髪のことかな?


『あぁ、これ?』


と、彼女の手を自然と受け入れていた。


美雪「もっとよく見せてください…」


まるで、磁石で引き付けられる様。




美雪「理人は日本人?」


『いや、ハーフなんだ

お母様がロシア人でね。』


彼女が僕のことを聞いてくれているのが
すごく嬉しい。