・ ・ ・ どうやら美雪は2人の知り合いらしい。 遼の家のことを 知らなかったみたいで すごく驚いて 焦っていた。 そして僕も焦った。 美雪は僕らが荒れていた時期に 会ったことがある人だったこと。 彼女の様子を見ると 覚えてなさそうだけど。 彼女を見ると 急に片目だけを細め 身体をビクッとさせていた。 必死に隠しているようだけど 顔色はどんどん悪くなり… これは大変だ。 そう思った。