2人で……。 あぁ、そっか。 本当に2人きりなんだ。 近くに家は一切ない。 ここに来る途中も家は見当たらなかった。 「俺は満足だよ。大好きな七乃とやっと2人だけになれたんだから」 彼は笑ってる。 嬉しそうに、ウットリと。 だけど私は少し顔を引きつらせた。 怖いのか、 嬉しいのか、 私は複雑な心境だった。