愛と哀






「それにしてもさぁ……」


「へっ」



玲央さんは身を乗り出して顔を近づけてきた。





「っ」


近い……。




「あいつ、地味系の子が好きなんだね」


「っ……」


「キミって明らかに清純そうだよねぇ。つーかよくあいつのハートを射止めたね」



この人は何者なの?


もしかして、ただの不審者とか……?




いろいろな考えを巡らせてると「ただいまー」と玄関から声がした。