にしても、京…。


つまり今の京都か。


あれ?


私、東京にいたはずだよね?


何故京都まで…。


文久3年…。


1863年か。


あ、私の好きな時代じゃん。


それはいいとして、こっからどうしよう?


1人で悩みながら歩いていた。


考え事をしていたから前から来た人達に気付かなかった。


浪「よう、姉ちゃん。俺らとあそばねぇ?」


…。ナンパの仕方もこっちの時代と同じなのかい!


はぁぁ〜。


なんで私なのかなぁー。


私なんて可愛くないのに。


美梨は、本当はハンパなく可愛いです。


あと、綺麗さも持ち合わせている。


ま、そんなことは置いといて、この浪士をどうするか。


数は3人。


別に刀を突きつけた訳でもないし。

"力"を使ってもいいけど、極力使いたくないんだけなんだけど。


気付いたら浪士に腕を掴まれていた。


流石にこれはやばいと思って私は"力"を使おうとした。


でも、そんな必要はなかった。


だって…。