1863年9月18日


今日は芹沢さん暗殺の日。


なのに夜は宴なんだ。


隊士達は宴だー!って喜んでるけど私は喜べない。


だって、この宴は芹沢さん最期の宴だから。


土方さんが考えた暗殺は簡単。


芹沢さんが宴で飲んで屯所でぐっすりと寝ているところを襲うというもの。


宴は私のためということなら隊士もおかしくは思わないだろうということだから私の歓迎会ということになっている。


そして夕方。


三大遊廓の一つとして有名な京の島原の一角の角屋というところで宴をやる。


芹沢さんは感ずいたのかな?


さっきからあまり飲んでいない。


そのことに土方さんも気づいたようでさっきから熱心にお酒を勧めてる。


そしてとうとう…。


芹「もう一度屯所で飲み直す。誰か一緒に帰る奴はおらんか?」