浪「チッ。外したか。俺はなな、女にでも容赦しねぇぜ?」


また、私に襲いかかってきた。


私はある"力"を少しだけだした。5%ぐらい?


ピョンッ


トン


跳んで浪士の頭に乗ると、足で刀を蹴り飛ばし、背中を蹴った。


浪「がっ…。」


案外簡単に倒れた。


いつの間にか騒ぎになって人垣が出来ていた。


人の間から騒ぎを聞きつけたであろう、集団がこっちに来ていた。


やば…。逃げよ…。


ダッ


"力"を10%ぐらいだして逃げた。


多分、これで追いつけるのはなかなかいないよ。


あーあ。


もう夜に近いや。


今日は野宿でいいや。


森の中にもどり、置きっぱだったカバンを探し当て、そこで今日は寝た。


明日、人には充分気をつけよう。

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