土「なんだ?その顔は。俺が信じないとでも思ったのか?」


『いえ、そういうわけでは…。こんな話、信じてくれる人が居たなんて意外でしたので…。』


土「嘘なのか?」


『嘘は言ってません。全て本当です。』


土「ならいいだろう。」


沖「ちょっとー。俺忘れてません?」


あ、忘れてた。


沖田さんは少し拗ねながら言った。


沖「俺も信じたいですけどね。証拠がないと…。」


やっぱり警戒心は強かったね。


『証拠…。ですか?今着ているものでは無理ですか?』


沖「うーん。長州でも作れそうですしね…。証拠としては不十分です。」


いや、いくらアメリカでも、この時代はこんないいものあるわけないんだけど。


ま、無理ならしょうがないか。


他にあったっけ?


何を持ってきんだろ?