どこからともなく、声が聞こえた。 飛鳥と顔を見合わせる。 「あ、飛鳥……っ」 美優は怖くなり、自分でも声が震えるのがわかった。 「美優。はやく、行こう!」 階段を駆け下りようとした飛鳥の目に信じられないものが映った。 「み、美優……うしろ」 美優がゆっくりと振り返った。 『殺してやる』