世に言う地味系男子だ。 「で、この子が2年生の天羽飛鳥(あもうあすか)ちゃん。」 飛鳥はこちらに顔を向けることもなく、携帯に夢中だ。 「天羽飛鳥さんって……。七不思議を体験した?」 優衣が聞くと、飛鳥がばっと顔をあげた。 「……なんでそんなこと、知ってるの?まさか、部長が?」 飛鳥に冷たい視線をむけられ、真凛は申し訳なさそうに頭を下げた。