当麻が回れ右をして、元来た道を戻っていく。 「ちょっと!!もう!!」 優衣も慌ててその後を追った。 本当になんでこんな人に自分は付いていってるんだろう。 時々自分に問いかけてみるが、答えなんて返ってくるわけがない。 ただ、分かってること。 それは、 今日も明日もこの自分勝手自由奔放な名探偵に振り回されるということ――。 END