森田当麻の奇妙事件簿2




カシャカシャ。

手にあるカメラのボタンを連写する。

標的が交差点を曲がると、優衣は慌てて電柱の陰から飛び出した。

が、すぐに腕を掴まれて引き戻される。

「バカ。今行ったら見つかるに決まってるだろ。お前は尾行もできないのか」

呆れた様子の当麻が優衣をみた。

「すみませんね。尾行なんて慣れてないんで」

「探偵の言うことか」

「探偵がなんで、ちまたで有名のチョコバナナクレープ食べながら尾行してるんですか!」