「良かったね!無事に事件が解決して!」 日向が優しく笑う。 「はい!一件落着です!」 「そう!じゃあ今から財津さんも誘って、朝御飯食べに行こうか。何にも食べてないでしょ?」 「あ……そういえば」 探偵社に出勤してそのまま来たんだった。 もちろんお腹も空腹だ。 当麻をみると、校舎を振り返って悲しそうな顔をしていた。 「俺も、お前みたいに言えたら良かったのにな」