「な、何ですか……?」 「お前もまともなこと言えるんだなと思ってな」 「はあ?どういう意味ですか?私、社長よりはまともです!!」 「うるさい。せっかく事件が片付いたのにピーピー言うな。インコじゃあるまいし」 当麻はうるさそうに、眉をひそめながら体育館を出ていく。 「ちょっ……待ってくださいよ!!もう!」 後を追いかけ、校門の前まで来ると、日向がこちらに向かって手を振っていた。