そして皆藤をみる。 「留衣さんは、薬物乱用者で幻覚を見ていた可能性があるんですよね?」 「あ、ああ……。そうらしいな」 「……もしかして!」 何か分かったのか、優衣が声をあげた。 当麻が優衣に大きくうなずく。 「そうだよ。幻覚で幽霊を見たとしたら、彼は信じるはずだよ。幽霊はいるって。自分は呪いで殺される……と」 やっと皆藤にも意味が分かった。 留衣は幽霊なんて信じてなかったが、幻覚のせいで幽霊を信じるようになった。 だが、そこでまた一つの疑問が浮かぶ。