* 翌日。 昨日徹夜して調べた資料を抱えて、優衣は探偵社に向かって歩いていた。 安藤会に乗り込んだ当麻と皆藤刑事たちは大丈夫だっただろうか。 日向に昨日の夜電話したが、出なかった。 もし、当麻たちの身に何かあれば……。 そう思うと自然に速まる優衣の足。 探偵社の前に来ると、ちょうど当麻の車が探偵社を出るところだった。 「あ!!社長!!」 慌てて車の前に飛び出すと、急ブレーキで車が停まる。