《何を騒いでるか、バカらしい。ナゴムも女である以上、どっかの変わり者に見初められる可能性は…………………………………ないこともないぞ、たぶん》
「ちょっと、なによ。そのめちゃくちゃ長い間は」
《気にするでない。女は心を広く持て。そなたの胸はささやかじゃから、せめて気持ちは広くするのじゃ》
「よ・け・い・な・お世話! あたしの胸がささやかで悪いか。誰かに迷惑かけたか!!」
「ちょっと、和。確かにあんたの胸は小学校からそう変わらないけど。女はこれからよ、うん! きっと……たぶん」
「たぶんて! 毎朝牛乳を1リットルずつ飲んだのに成長しなかったし。サイズが倍になったあんたが言うな~」
セリナが止めてきたけど、何だかしっちゃかめっちゃか。深刻な話をしてたはずなのに、なんであたしの胸の話になる!?
しかも、みんながみんな気の毒そうな残念な子を見る目付きなのは気のせいじゃない。
「バストがAAカップで悪かったなっ!!」
あたしの吠える声が、青空いっぱいに広がったとさ……。



