「愛莉が俺のほうがいいっていってもシュリは愛莉を手に入れたいわけ?」 柄にもなくあゆむがシュリを真剣にみつめる。 2人のことを静かに見ていた私を、シュリが振り返る。 ついこないだまで一番近くで見ていた綺麗なシュリの顔は、相変わらず綺麗で。 そんなシュリに見惚れていれば、きゅっと抱き寄せられた。 そして、 「んん‥‥‥‥‥‥‥!」 二人の間に一ミリの隙間もないくらいにキスをおとされた。