不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




そんなアホな絵面を前に、私は階段を降りていた足を止めてしまっていたことに気がついた。




もうそれくらいにしたらいいのに…




『ツバサ、いい加減に____』




止まっていた足を再び動かした、その時だった。





『わっ』



まだ残りの階段は結構あるというのに、足を降り外してしまった。



もうこのまま落ちるしかない__と、ぎゅっと目を瞑って衝撃受け入れる覚悟をした、



けど、




あれ?



待ち構えていたはずの衝撃がない。