気がつくと、目の前に体育教師の松井先生がいた。 「市ノ瀬、大丈夫か!?」 「は……はい」 何があったのかわからない。 先生、どうしてそんなに焦ってるの? 立ち上がろうとして床に手を着いた瞬間、 鋭い痛みが走った。 「イタッ――!!」 痛みを感じる右手を見ると、明らかに腫れている。 腫れてるっていうか…… なんかおかしくない?? これおかしいよ…… 何かがズレてる。 ズレてるこれって…… これってもしかして骨!!?? 私、骨折してる~!!!!