ウソツキの秘密。






「あはっ、篠崎君怖いです〜」






イラッ







なんで知らねぇ奴にそんなこと言われなきゃいけないんだ。







「誰だよ、お前。用ないなら切んぞ。二度と掛けてくるな」








更にドスを効かせた声でそう言うと、女は慌てたように






「あ、ちょっと待ってください!」






そう言って俺を引き止める。